2007年05月29日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十三回をUPしました!


「最後の夜」
 
ある夜、プールがアッタスンの家へ尋ねてきた。

プールの様子は ただ事ではない・・


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TVが壊れた!!

最近家のTVの画面が真っ黒で、真ん中に一本の線があるだけになり、叩くと直るといった症状になっていたのですが、ついに叩いても全く反応しなくなってしまいました。

最近は、地上波デジタル対応じゃないと先々面倒なことになるらしいのですが、現時点では まだ様子をみたいのです。

どうしようかと考えた挙句、自力で直そうと思いネットで調べる事に。

どうやら埃が原因で壊れる事が多いらしい・・

とりあえずカバーを外そうとしたら、サービスマン以外は はずさないようにと注意書きが!(まぁ当然といったら当然ですが・・)

かなり古いTVなので、保障も無いし説明書も無いので、ダメ元で外して中を見ると、黒い埃のような汚れが沢山付着していた・・

アスベストじゃないよなぁ・・

そんな事を考えている状況でもないので、毛足の長いブラシとキーボード用の掃除機で取り除き、カバーをつけようとしたら問題発生!外ずしたようには簡単にいかない事がわかり悪戦苦闘etc・・

ようやく取り付けが無事に終わり電源を入れると、何事も無かったように普通に映りました!

というわけで無事に修理?!が完了しました。

素人がこんな事をして危険だと思いましたが、物を大切にする事を考えさせられました。
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2007年05月27日

J-P・サルトル 「嘔吐」

ジャン=ポール・サルトル (Jean-Paul Sartre)

「嘔吐」(La Nausée)  白井浩司 訳 
            1994改訳新装版 人文書院
     
   
実は僕が役者を始めた頃 人知れず夢中になって読んでいた本に「アルトナの幽閉者」というサルトルの戯曲があり、最近ふと思い出して小説も読んでみたくなり「嘔吐」(あとがきから察すると、はきけ と読むと思う・・)を読みました。

この方は哲学者でもあり「実存主義」的な思想を唱えているというのですが、この言葉の響き、なにやら難しい感じがしてきますね〜

僕は哲学や思想といったことに あまり詳しくはありませんが、こういった本は 読み方によって様々な解釈があり、逆に手引書を読んでしまうと決まった考え方(その手引書なりの答えが)インプットされてしまうので、素直に小説として僕は読むことにしています。

実際一週間ぐらい、言葉は易しいのですが 流れがつかめず60ページほどしか読めなかったのですが、この「読み方」が間違っていました・・この本は全部を続けて読まないと繋がってこない事に気付き 一気に最後まで読むと、いままで僕の中で曖昧にして 考えようとしてこなかった問題が一気に噴出してきて、それまで引っかかっていた一つ一つの言葉が後から後から追いかけてくるように蘇えってきました。こんな感覚になった小説は いままでありませんでした。

おそらくこれを読んだ人たちは、それまでの培ってきた人生経験や生活環境によって様々なとらえかたをするのではないかと思います。実際僕もこれを二十歳前後に読んだらまったく違った理解をしていただろうし、今後十年、二十年後に読んでも全くちがう理解をするだろうと思います。


主人公「アントワーヌ・ロカンタン」は十八世紀に活躍した「ド・ロルボン公爵」についての史的研究の本を書く為にブーヴィルに滞在していた・・

毎日足を運んでいた現地の図書館で、ある独学者と知り合う。

土曜日の午後。ブーヴィル美術館での肖像画群での考えか、それまでの積み重ねてきた妄想からか「事物」「実存」に対しての妄想が増大し、ついに「ド・ロルボン氏」についての研究自体も中止する結論にまで達してしまった・・・


実際あらすじに しにくい作品です。
「事物」「実存」に関しては難しそうですが、読んでいただければ かなり納得できる翻訳です。

その後の独学者との口論もすごかった・・

とにかく初見だけではだめですね・・何度も読み返して行こうと思いますが、とりあえず現時点での感想です。

文章だけを見ると「ロカンタン」は物に対して「吐気」をもよおしているように感じますが、彼は「事物」「実存」や何もかもが「吐気」の対象で、その感覚・妄想が 木の根のように脳から体の全体まで張り巡らしていて、それを取り除こうとしてもどうにもならず、それを消す為に「ド・ロルボン」の研究をしていたけれども結局 彼を実存させる為に自分があり、自分を実存させる為に「ド・ロルボン」がある事がわかり結果 彼も妄想を消す材料にはなり得なかった事が研究中止に至った のではないかと僕は感じましたが・・難しい・・

特にブーヴィル美術館で、彼の絵に対する印象を表した「心の中」の言葉が非常にリアルで、読んでいる僕自身の考えが そうであるかのような感覚にさえなってきました。
また途中から入ってきた 紳士と婦人の言葉も非常に重みを感じました。

そしてついに自分の事を唯一理解してくれていた元彼女「アニー」との再会。ロカンタンの妄想を排除してくれる最後のチャンスだったかもしれなかったのに彼女は別の男と去ってしまう・・
アニーは舞台「ブリタニキュス」(作:ジャン・ラシーヌ)での失敗から女優を諦め、自分の原点に立ち返るために彼と話をしたかったようにも思いました。

最後の「独学者」の起こした事件ですが、犯罪はロカンタンにとって特別な事ではなく、誰にでも起こりうる出来事に感じ、受け入れたのでしょうか・・

随所々にサブリミナル効果のようにキーワードが隠されていて、後になって気付いた事が沢山ありました。

中には多くの 心に残るような名言があり、今後も読み返して記憶にとどめておきたいと思います。


現在の環境問題と繋がってものすごく気になった文章に・・

「もしもなにかが起こったならば。もしも急に自然がぴくぴくと動きだしたならば。そのとき奴らは自然がそこにいることに気がつくだろう。心臓が破れそうに思われるだろう。そのとき、堤防とか、城塞とか、発電所とか、溶鉱炉とか、ドロップハンマーとかがなんの役に立つだろうか。それはいつでも、いますぐにでも起こりかねない。前兆がそこにあるから。」
(本文より引用)

※あくまでも素人感想ですのであしからず。
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2007年05月24日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十二回をUPしました!


「窓際の出来事」
 
ジーキル博士の家に あまり訪問する機会が少なくなった
アッタスンだったが、毎週日曜日のエンフィールド氏との
散歩で、偶然 戸口の近くを通りかかった・・
 


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2007年05月23日

映画 「RENT」

ブロードウェイミュージカルとして かなり前から知ってはいましたが、これまで機会があったにもかかわらず すべて見逃して来ました。


今まで目をそむけてきた現実に 無理やり注目させられたような衝撃をうけました。

そして歌を通し、登場人物の「心の叫び」が強く僕の心に突き刺さりました。

様々な問題に直面した人々を映し出した作品ではありますが、僕も含め 多くの生活の苦しい俳優は特に、同じような奮い立つ感覚になるのではないでしょうか・・

僕は「モーリーン」のステージで、夢を語りながら歌に入るシーン(63分あたりから)が非常に印象に残りました。状況は違いますが、自分も同じような事を強く思う事がよくあるから・・

ヒューマニズムを強く主張した雰囲気がありますが、現実を見て 今を一生懸命生きている彼らの姿が 非常にリアルに感じ、また 誰にでもある人生の可能性を信じたくなる作品でした。
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2007年05月21日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十一回をUPしました!

「ラニョン博士の変事」
 
「ダンヴァーズ・カルー卿」殺害事件 未解決のまま暫く経ち、
数千ポンドの懸賞金が掛けられた。
しかし依然 ハイド氏の消息は明らかにならない。

アッタスンは、ジーキル博士 そしてラニョン博士の家へ行った。

そこでは・・・



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2007年05月15日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十回をUPしました!

「手紙の出来事」2
 
ジーキル博士邸を後にし、アッタスンは預かった手紙の事で
非常に気にかかることがあった。

そこで彼は、主任事務員のゲスト氏に相談する事にした・・
 

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2007年05月13日

小流智尼 「無用の犯罪」

幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)

第十一回

「無用の犯罪」 作:小流智尼(おるちに)
           ※のちに「一条栄子」に筆名を改めた。



勤務評価が非常に良好な郵便屋の「猿爺」さんであったが、

ある日。

けわしい山道を徒歩で輸送中・・
前日に辞職を言い渡されていたせいか、いつもより行嚢(こうのう:郵便物の輸送に使う袋。)が重かったせいか、中の郵便物の中に 現金があると確信し、周囲を気にしながら、つい行嚢を開けてしまった。

其処には予想外に高額な現金が! しかも札束であった。

猿爺は・・



この後「猿爺」さんはどうしたのでしょうか。
この先はさすがに書けません・・

ハラハラドキドキしました・・そしてヒッチコック監督の「サイコ」の冒頭の部分にも こんな話がありましたね〜


所で行嚢(こうのう)ですが、僕は以前に「松本泰」氏の短編作品で「赤行嚢の謎(あかこうのうのなぞ)」という話を読みましたが、まさに推理小説で 僕にはかなり印象に残った作品がありました。これは「春陽文庫」「探偵CLUB」シリーズ「清風荘事件」の中の一編で読みましたが、機会があったらぜひ紹介してみたいと思います。
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2007年05月12日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第九回をUPしました!

「手紙の出来事」
 
ハイド氏宅を後にした その日の午後。
アッタスンはジーキル博士邸へ向かった。
其処では 彼が一度も足を踏み入れた事の無い、
解剖講堂の向こうの ある部屋へ通された・・・


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2007年05月11日

本田緒生 「ローマンス」

幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)

第十回

「ローマンス」 作:本田緒生


この話は 同じ会社で働く三人の男女が、一つの事件を、一人一人の立場にたって書かれた 三話構成のストーリーです。(といっても「芥川龍之介」氏の「藪の中」や「宮部みゆき」さんの「理由」とは全く違います。)



まず一人目が「山本」君の話で・・
ある日。山本君は、昼食を済ませて デスクに戻ってくると、机の上には一枚の紙切れが置かれていた。其処には 意味不明の暗号めいた文章が書かれていた。彼は「シャロック・ホルムズ」(当時の探偵小説ではシャーロック・ホームズをこう訳していのが普通のようです)のニックネームを持っているほどの探偵趣味があり、さっそく解読すると、今日ある公園で 午後六時に なにか事件があり 助けて欲しいらしい・・・

と最初はこんな感じで始まります。
そして二人目「酒井」君、三人目「片岡春子」嬢と続きます。(これ以上は 話がわかってしまうので書けませんが・・・)



とにかく面白い!TVドラマで見たらさらに面白そうな話です。
最後まで読んでみれば、なるほど「ローマンス」ですね〜と納得する内容です。

まさに「モンタージュ」って感じで、三つの話を順番を変えて読むと、全く違ったストーリーに感じてくる作品でした。
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2007年05月10日

久山秀子 「隼お手伝い」

幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)

第九回

「隼お手伝い」 作:久山秀子


この作品は 女スリ「隼お秀」 (はやぶさおひで) の活躍するシリーズ物の一つです。

作者はペンネームで、男性の作家さんです。

かなり軽快な展開で、しかも小説というより 芝居の台本のように ほとんどセリフで、掛け合いになっています。


話はいきなり 「おいおい」 と呼び止められる所から始まり、それは「隼お秀」が財布を盗んだ後 すぐに呼び止められたのだ!

その人物は 刑事かとおもいきや、私立探偵「富田達観」である。

探偵は 盗みなぞはそっちのけで、自分の依頼された事件を 手伝ってもらう事から 事件の謎解きが始まります。

事件は 女流義太夫「和千代」(当時 女流義太夫は非常に人気だったようです)が、三日前に毒殺された。その事で 楽屋へ行って 事情を聞いて来て欲しいと頼まれる・・・



こういった 序盤の展開ですが、原本を読むと 当時の浅草界隈の雰囲気が かなり伝わってきます。(彼女は浅草を縄張りにしているようです)

探偵が 女スリ「隼お秀」の 巧みな演技力をうまく利用し、事件を解いていく。とにかく探偵は、「隼お秀」をよく知り尽くしています。そして、お互いの役割分担がよく出来ている・・

探偵は 初めから 計算ずくでやってたのかって思うと悔しくなってしまうくらいです。


出来れば 他の話も読んでみたい・・どの作者もついそう思ってしまうのがつらいところです・・・

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カテゴリーを増やしました。

数年分の過去データがごちゃごちゃで わかりにくくなっているので、投稿分をまとめることにしました!

わりと時間がかかる作業なので、まだ全部ではありませんが、形だけは作ってみました。


←サイドバーの「出演情報」の所に付け足しました。
「出演情報 / 映画 & 書籍 他」に変わっています。
最近の「幻の探偵雑誌」シリーズも本ごとに まとめてありますので、今後はもうすこし探しやすいと思います。


実はこれ以外に、別の枠で出すやり方がわかりませんでした・・
ラブログの方で、他の表示方法のわかる方がいらっしゃいましたら、教えたいただけると非常に嬉しいです。


出演情報は最近、なかなか情報公開できるものが、現状では難しくなってきているので、こちらの方もあわせてぜひ見てくださいね。

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2007年05月09日

橋本五郎 「自殺を買う話」

幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)

第八回

「自殺を買う話」 作:橋本五郎


現在失業中の主人公は、新聞の案内広告の雑件のくだりに「自殺買いたし・・」という奇抜な広告を発見し、なんとその広告主は友人の姓名と同じで、しかも町名まで同じであった。

彼は気になって、その画家の友人「野々村新ニ」君のところへ行く・・


と、こんな感じの始まり方で 序盤から先の読めない展開。さらに友人宅へ行ってからの彼の話がまた謎が深まります。

野々村君の食うや食わず時代の話が特に印象的でした。

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2007年05月08日

申し訳ありません。

先ほど第八回の投稿分の朗読で重大なミスを発見しましたので差し替えました。
申し訳ありません。
本日14:10分以前にダウンロードされた方 非常に申し訳ありません
差し替えていただけるとありがたいです。
又、「iTunes」の方は「podcastの更新」をして頂くと
新しいファイルがダウンロードされます。

今後とも朗読サイトを宜しくお願いいたします。
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朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第八回をUPしました!

「カルー殺害事件」
 
ジーキル博士との約束から一年近くたったある日
非常に残忍な事件が起こった!
犯人は・・そして その被害者とは・・


  「思いつきボイス!」

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2007年05月06日

グレゴリー・コルベール作品展 −ashes and snow−

「ノマディック美術館」に行って来ました!

感動しました!今までに経験した事の無い感覚でした。

まず外観が想像していた以上に大きく、正面はギリシア神殿のような迫力がありました。文明の象徴である物流コンテナと、中で見る 大いなる自然とが非常に対比的で素晴らしい試みです。

中に入った瞬間に エスニックな香りがしてきて一気に現実を奪われ、暗さになれると そこにはセピア色の空間の中に長い一本の板敷きの道があり、その両側には東洋の砂漠の砂利のような石が敷き詰められ、その上には タペストリーのような感じに 大きな写真が 宙に浮く形で吊り下げられていました。

遠く正面には それもセピア調の映像が映し出されている。

先ほどの板敷きの道を 映像に向かって両側の写真に意識を戻すと、その写真は じっくり見ると 和紙に印刷されているのがよくわかりました。

象を主体にした そのセピア調の写真は、照明がさらにその効果を色濃く出していて、また時より建物に吹く風が 宙に浮いている写真を揺らめかせて倍増していました。よく見ると天井は テントのような生地の布で張っているようです。

ようやく突き当たりの映像に近づくと、最初はなにやら映画「シンドラーのリスト」を見たときの映像の感覚に近い印象を受けましたが、まったくそんな事は無く 人間の形をした神が動物と触れ合っているような感覚を この映像から僕は感じました。(動物の方も その行動から 神のように感じられました。)そして そのスクリーンも時折吹くやわらかい風で 映像の効果を強調させているように感じます。

そして映像が終わると、さっきの道は突き当たりで終わっているのではなく、寺院の回廊のような感じに曲がって次のエリアに続いていました。

そこは非常に大きなスクリーンで映像が映し出されていました。

さっきの映像とは似ているようで全く違います。特に海で素潜りをしている男性が、まるで海で呼吸をしているようで、さらにそこで生活しているような風に鯨と戯れたりしている姿が印象的でした。その後の女性と戯れている姿は、まるでギリシア神話の像や ミケランジェロや ロダンの彫刻が、彫刻ではなく実際に生きている所を見ているような感覚になり、上方の海の水面から来る光なぞは、ゼウス神か神の世界があるような感覚の映像に感じました。


と、あまり長くなってしまったので、この辺で書くのをやめておきます・・

あんまり良かったので パンフレットや写真集やDVDが欲しかったのですが、ちょっと手の出る価格ではありませんでした・・

とにかく観に行ってよかったです!

公式HPがありましたのでアドレス載せておきますね。

http://www.ashesandsnow.org/

odaiba.jpg
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2007年05月05日

山下利三郎 「流転」

幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)

第七回

「流転」 作:山下利三郎


なんとも言えないくらい寂しい話でしたが、
いい話でした・・


三角関係の末に主人公は、一人旅に出る事を決意する。
ある日彼は手紙を留守中の彼女の家に・・
そして駅まで行くが、ついふらふらとまた彼女の家に戻ってしまう。
そこでは物々しい状況に・・


と最初はこんな感じです。
とくに雰囲気がとても肌に伝わってくる感じの文章でした。
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2007年05月04日

春日野緑 「浮気封じ」

幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)

第六回

「浮気封じ」 作:春日野緑



主人公「青野大五郎」は歳は三十代で 妻のある身であったが、
四五日前 大阪から単身 東京へ上京していた。

その日 妻から十七八枚の分厚い手紙が送られてきた。

それには、ある人から夫(主人公)が妻にはたらいた裏切り行為を詳細に聞かされたという事が書いてあり、そのあとには妻から自分(主人公)に対する悪口雑言が書き連ねてあった・・



と始まりはこんな感じです。
タイトルからして、当然意味ありげな感じがしましたが、かなりリアル!かつ現在でも身の回りでありそうな話なので、内心ヒヤって感じる読者もいるのではないでしょうか?!

その後の彼がとった行動も危なっかしい・・でもやってる人いそうな気が・・

また終わり方も恐ろしく、その後どうなったか気になってしょうがないです・・
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2007年05月03日

水谷準 「恋人を食べる話」

幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)

第五回

「恋人を食べる話」 作:水谷準


なにやら恐ろしい題名ですが、そういうホラーな話ではありませんので・・


主人公の友人「的場悠助」は、あらゆる世間的な交渉を絶って暮らしていたが、最近病床に横たわっていた。

ある日。彼が亡くなる四五日前。彼の家でイチジクの実を食べるようにとしきりに勧められた。
暫く経って、彼から俄かに信じ難い話を聞いた・・彼はある歌劇団の女性に入れ込んで、その後 その女性と同棲していたと言う・・


と、こんな感じの始まりです。
初めはタイトルがタイトルだけに冒頭部分の、イチジクの実がじつは・・と思わせるような表現に惑わされましたが、本来のテーマは別の所にあるので、バラしても差し支えないでしょう。

かなり寂しいストーリーでした。

そしてこの話。幸せとは何かって事を考えさせられました・・
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2007年05月02日

城昌幸 「墓穴」

幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)

第四回

「墓穴」 作:城昌幸


状況の描写がとても的確かつ非常に短くまとめられていて、15ページ程の作品とはとても思えないほど内容の濃いミステリーでした。

まず舞踏会のシーンから始まり、ホールのシャンデリアが映ったかと思うと そのシャンデリアが落下してくる!・・実はめまいがしていて、ふと倒れこんだというところの描写からいきなり始まりました。

これは簡単な説明でしたが、実際の文章を読むと一目瞭然。映画やドラマを観ているようで、一気に世界に引き込まれました。

そして常にダンスホールから聞こえるサキソホーンのジャズミュージックが、ホールからの距離を示すように 随所に書かれていて、本を読んでいるはずなのに まるで曲が流れているような錯覚がしました。


主人公は、シャンパンを飲みすぎたのか 踊りすぎたのか、ふらふら外へ出る。
道に迷いながらも歩いていると、ふと ある部屋の 扉の隙間から漏れる灯りが気になった・・覗いてみると、なんと今にも殺人を犯そうとしている現場が!

と言った感じの始まりでしたが、一行々に深い意味が込められていて息を抜けない内容です。

城昌幸氏はショートショートの先駆者とも言われているそうですが、他の作品も読んでみたいです。
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2007年05月01日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第七回 「ジーキル博士は全く安らかであった」
 
ジーキル博士に会うことの出来なかったアッタスンだったが、
二週間後・・博士から晩餐会に招待された。
そこでハイド氏の話をしようとするが・・

いよいよジーキル博士 登場!


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XYZ(大下宇陀児) 「老婆三態」

幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)

第三回

「老婆三態」 作:XYZ(大下宇陀児)


この話は全く関係性のない三人の老婆の話。世間がいかに老齢の方に対して無関心なのか という事を極端な例で示しているように感じました。

とても胸が痛くなる話です。(これ以上はあまり内容に触れたくない感じです。)

個人的にもあまりお勧めの話では無いので、ここまでにしておきます・・ごめんなさい。
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