2007年06月26日

中国語ページ作成のお知らせ。

今回友人に協力して頂き、中文訳を公式ページに加えました。

場所は「河野清人」トップページの「Profile」のリンクボタンにポップアップメニューを加え、日本語・中国語と選択できるようにしてあります。

文字コードを「UTF-8」にしてあるので、表示に問題がありましたら教えていただけると非常に助かります。

河野清人公式HP
http://www.k2.dion.ne.jp/~sequel/kiyoto_kawano2.htm

今年に入ってからHPの更新が滞っていましたが、今後 徐々に改善していきます。
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2007年06月25日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十九回 をUPしました!


「この事件に関するヘンリー・ジーキルの委しい陳述書」
 
ジーキル博士邸に残されていた彼の告白
この事件の経緯そして真実とは・・

ついに最終章!


  「思いつきボイス!

http://www.voiceblog.jp/kiyo22/


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2007年06月19日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十八回 をUPしました!


「ラニョン博士の手記」後編
 
ジーキル博士からの不可解な頼み事が、どうやら
ラニョン博士の変事に関係があるらしいのだ!

彼の家にやって来た人物とは・・

ラニョン博士の手記のすべてが明かされる!(後編)



  「思いつきボイス!

http://www.voiceblog.jp/kiyo22/


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2007年06月13日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十七回 をUPしました!


「ラニョン博士の手記」前編
 
ジーキル博士の死亡または失踪の場合は開封せよとラニョン博士から
託された謎の封書、二人の仲違いの真相は・・

ラニョン博士の手記のすべてが明かされる!(前編)


  「思いつきボイス!

http://www.voiceblog.jp/kiyo22/

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2007年06月12日

青空文庫10周年

お知らせです。

「蔵書6300」青空文庫10歳記念DVD-ROM

に僕の朗読を収録していただく事になりました。

青空文庫さんは2007年7月7日に10周年を迎えるそうです。

すごいですね!10年続ているなんて並大抵の事ではありません。

当日は東京の上野で展示とパーティがあるそうです。
(詳細は下記のURLからどうぞ)

お土産に この記念DVD-ROMとTシャツが配られるという事です。
お時間に都合がつきましたらぜひ足を運んでくださいね。

青空文庫10周年記念パーティ「青空文庫10歳」
http://www.aozora.jp/aozora10/index.html

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2007年06月09日

J-P・サルトル 「恭しき娼婦」

ジャン=ポール・サルトル (Jean-Paul Sartre)

「恭しき娼婦」(La putain respectueuse)  芥川比呂志 訳 

     サルトル全集8 劇作集 「恭しき娼婦」 人文書院
     
  
この作品 あまりにもつらい話でした。

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アメリカ南部のある町のある部屋で、リッジーという女性が掃除機をかけている。

彼女は一昨日ニューヨークからこの街に来たばかりだ。

そこへある黒人が尋ね、助けを求める。

話を聞くと どうやらリッジーが汽車で遭遇した出来事の真実を証言して欲しいと嘆願しているのだ。

拘りたくないと その場を追い払うと、彼女の部屋の中から男がやってくる。彼女はその男の素性を知らないらしいが昨夜 床を共にしたらしい・・金のやり取りから彼女は娼婦である事がわかる。だがここでは売春は違法である。

暫くすると タイミングよく警官が尋ね、売春をネタに彼女は逮捕されるが、実は男と警官は・・・

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という感じの始まりですが、アメリカ南部の黒人差別の深刻さを描いた、上下段ありの30ページ程の短編ではありながら、非常に内容の濃い作品でした。

実際僕は、映画や本でしかこの問題を知らないので意見を言えるような立場ではないですが、いつもこの問題を扱った作品は、自分の心の中へ、とてつもない問題意識が強烈に問いかけてきます。

そしていつも考える事が、こんな事が本当にあったのだろうか!自分が目の当たりにしていないだけなのかって・・

人種差別にかかわらず、もともと強者の論理に弱者は従わざるを得ないことが大半だ。反発すれば余計な批判を浴びて、時には威圧的に 時には尤もらしい理由を手土産に、白も黒に塗り替えさせられる事なんて 有史以前から現在に至るまで 身近な所でも日常的にずっと繰り返されている。

優位な立場を維持し続ける事は不可能だし、完璧な事や絶対的な正義なんて 本当はあるはずないのに・・・

なんて・・また今回も重い内容になってしまいましたが、サルトルを読むたび、常に自らの行いに問いかけ、また社会に対しての問題意識を持たされます。
普段の心得として 何事にも常にそれは本当に正しいのか?”っていう意識をもつ上でも、擬似的な教訓としても、サルトルの作品は、一生に一度は読んでもよいのではないかと思います。(のめりこんで行き過ぎない程度に・・)
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2007年06月08日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十六回をUPしました!


「最後の夜」4
 
ついにドアを打ち破り、部屋に入ったアッタスンとプールだったが、
なんと!そこに いた人物は・・・



  「思いつきボイス!

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2007年06月05日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十五回をUPしました!


「最後の夜」3
 
ついにアッタスンとプールは 武器を持ち、書斎へ向かう事にした。
だがアッタスンは、その男の事で 気にかかることが・・・


  「思いつきボイス!

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2007年06月03日

J-P・サルトル 「蝿」

ジャン=ポール・サルトル (Jean-Paul Sartre)

「蝿」(Les Mouches)  加藤道夫 訳 

     サルトル全集8 劇作集 「恭しき娼婦」 人文書院
     
   
以前舞台で「オレステイア」のオレステスを演じさせていただいた時、どの文献か覚えていないのですが、この作品の事が触れてあり、存在を知りながら今回初めて読みました。

アイスキュロスの「オレステイア三部作」の二つ目 「供養する女たち」のサルトル版ですが、オレスト(オレステス)が罪を犯してからが 原作と かなり流れが変わり、サルトル独自の展開に進みます。

題名に惑わされましたが、「蝿」は「エリニュス」の事だったとは驚きました。

やはり前回の「嘔吐」にもつながる思想的な面が強く感じられましたが、ギリシア悲劇のテイストそのままに表現されていました。

ギリシア神話は、神が絶対的な立場でありながら、気まぐれで、苦悩もする人間的な面もあり、神の世界と人間の世界がとても近い存在で、神に対して親近感を覚えさせる所が僕はとても面白いんです。

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オレストは教僕と一緒に故郷「アルゴス」へ帰った。そこでジュピテル(ゼウス)に出会い、母クリテムネストルがエジスト(アイギストス)と共謀して父アガメムノン王を暗殺したと言う事を知らされる。その後 姉エレクトル(エレクトラ)にフイレエブという偽名を名乗り彼女の厳しい近況を聞き、直後に母とも逢ってしまう。

舞台は移り、エレクトルの振る舞いに怒るエジスト。
またアトレウス家(アガメムノンの家系)への憎しみをエジストは語る・・

再びエレクトルの許へ現れたオレストは自分がフイレエブではなく、弟である事を告白。エジストと母の二人を殺害することを誓う・・・

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こういう感じの始まりですが、微妙に違えど確かに「オレステイア」です。コロス的な存在はジュピテルが担っている感じです。

「オレステイア」は「ハムレット」にかなり近い雰囲気の話ですが、オレステスはハムレットのように狂気を演じたり、間接的にじわじわと 王と王妃を追い詰めるといったことはせず、かなり直接的な行動をとっていくタイプです。

僕は舞台の時からオレスト(オレステス)の真直ぐで純粋な性格が気に入っていて、この作品はさらに強調されていて嬉しかったです。自ら進んで他人の悔恨のすべてを引き受けて「後悔の盗人」という名前を受け入れようなんてすごい事を言う人です。とても懐かしくて読んでる間中 鳥肌が立っていました・・いつかまた挑戦してみたいと思っているから・・


この話はオレステイアに比べて エジストに後悔の念を抱かせるような くだりも多くあり、救いがあります。実際彼は、アトレウス家に対して 親の代より恨みの念をもっていて、アトレウス家自体も先祖のタンタロスからの残忍な悪事が代々続いていて、恨まれても仕方が無い程の家系でしたから。

後半に入ってエジストとジュピテルの会話がまさにサルトルの思いが感じられました。特に自由についての論議が展開されている所が印象的で、「人間の魂の中で一度でも自由が爆発してしまったら、もう神々はその男に対して何をすることもできないのだ。」というセリフが今でも頭から離れません・・・ここから さらに飛躍して考えてしまうと、今の管理社会は 人間が そのほうが都合がいいから作ったもので、実際は自分が実は何をしても自由だった”という考えが大多数の人々に起こったとき きっと恐ろしい事になるだろうと思う・・・まあ事実管理されているのは人間と一部の生き物などで、野生の動植物、鳥類、魚類などには 縄張りはあっても 広義の国境や税金は無いですから、考え方次第では常に恐ろしい結末も用意されているわけです・・・合理化がさらに進んで仕事にあぶれる人々が増え、それをまかなえるだけの新産業が発見できず、やりがいのある仕事を” などと考える余裕が無くなった時、現在の地位を維持する為に世襲社会が後ろから追い討ちをかけてきて とどめを刺そうとしたとき、もともと代々受け継がれてきた地位の無い人々は食うに食われず追い詰められて、こういう考えを起こす時代がやってくるかもしれません・・なんて僕は破滅思考ではありませんが。


この作品のラストは非常に劇的で背筋がゾクっとする終わり方です。ぜひ読んでみてこの感覚を味わっていただきたいですね。
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2007年06月02日

朗読「ジーキル博士とハイド氏」

第十四回をUPしました!


「最後の夜」2
 
ジーキル博士邸での召使達の不穏な態度、
ジーキルの不可解な行動。
アッタスンはついに・・

 
  「思いつきボイス!

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