2015年09月30日

10月でWSが5周年になります。

いや〜とうとう五年もたってしまいましたね。

最初はどうなるかとひやひやしながらの朗読ワークショップでしたが、一年過ぎたあたりから徐々に軌道に乗り始め、3年目あたりでかなり危ない時もありましたが、何とか5年経ちました。

当初は区の集会所から始めて、今みたいにビルの一室まで借りられるくらいになるとは考えもつかなかった・・・・

途中から演技等別のWSも始めて本業の俳優業の方もワークショップが多忙な為、スケジュールがあまり取れず俳優業の方を減らし、どうせだから今まで仕事で疑問に思っていたことや、現実的に仕事では難しかったこと、昔からやりたかった演技のアプローチ、考え方や理論的なことを、生徒に教えることにいかして、さらに自らも参加して実践するように切り替えてみたところ、なんだか衰えるどころか以前より演技が楽しく、かえって自分が新しいステージに入ったような感覚になっています。

朗読は長年仕事で苦しみながら研究してきた滑舌法や読みのアプローチ方法を生徒に教えています。
これがなかなか一般的な方法とは一線を画している為、理解していただくには非常に難儀しています・・・最近少し兆しが見えてきたような気がします。

演技についても、やはりこれも30年近く研究してきた為、まだ始めたばかりの時、僕も演劇の学校に通っておりましたが、あの時とは随分考え方が変わりました。
告白しますと、僕は20代の頃は生活に困らない程度にはお仕事をいただいておりまして、演劇学校の先生、劇団のマネージャー、劇団の関係者の方々、又お仕事の関係の制作の方々、スタッフの方々、さらには共演させていただいた多くの俳優の方々には非常にお世話になり、言葉には言い表せないくらいほど今現在でも感謝しております。ところが・・・僕と来たら・・今となっては自分に腹を立てているのですが、あの頃、僕はお芝居をあまり好きではなかったのです。俳優を始めて12〜3年くらいは正直演技があまり好きではありませんでした。ではなぜ俳優業を志したのか?それは聞かないでください・・・
ところが某劇団を退団し、一度普通に働いてみました。ですが、それまでの10数年間、(バイトをしなくなってから退団するまで10年くらいかな)の例えば「一度ミスしたらお仕舞だ」「弱気な芝居をしたら終わりだぞ」「プロとしての自覚をもて」「アンテナを常に張るんだ」「誰に見られてるかわからないんだぞ」(これはほんの一例)といった異常な程の緊張感が感じられず、生きているのが正直つらく感じることもありました。ところが何故か、もうやってもいないのに演技の事だけは普段から気にしていて、自分の行いや言動から演技に結び付ける事を常にしていたのです。退団してから二年も経たないうちに昔のように舞台の役のお話を戴いたり自らも出演の機会をいただいてようやく演技の面白さや、台本を喋ることは難しく、かつ楽しいものだという事を知り、アテレコやナレーションのお仕事を戴いて、今では全てがお仕事というより、とても社会にとって意義のある職業だと思っています。

ワークショップの方にお話を戻しますと、当初は朗読ワークショップを某団体の方とコラボレーションする予定でしたが、それが頓挫し、せっかく場所が空いているんだからと試しに始めたのがきっかけで、その後、朗読ワークショップの生徒から演技を習いたいと言われて演技ワークショップを始めて(その習いたいと言ってきた生徒は今でも足蹴く通ってきてくれています)最近ではもしかしたら世の中の芝居のアプローチが一変してしまうのではないかと大それた期待さえ感じてきました。僕は自分の生徒に自信を持っています。この期待と自信は生徒の努力があってのもの、僕一人の力ではないでしょう。

もっと書きたいところですが、僕の時間ももう使いすぎてしまったので次の機会に・・・

急いで書きましたのでチェックもできず誤字脱字はご了承ください。

河野匡泰
posted by visualization at 02:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする