2007年02月17日

戯曲アルセーヌ・ルパン

論創海外ミステリ58
モーリス・ルブラン 小高美保 訳

今朗読中の「探偵小説アルセーヌ・ルパン」は
この「戯曲アルセーヌ・ルパン」の続きにあたります。

この本は舞台の上演台本ですが、なかなか良く出来た脚本ですよ。

本の中には、

「戯曲アルセーヌ・ルパン」
「アルセーヌ・ルパンの帰還」
「アルセーヌ・ルパンの冒険」

あと詳しい解説がかなり書かれています。

「戯曲アルセ〜」では名前がちょっと朗読とはちがって、

「ソーニャ・クリシュノフ」→「ソニア・クリチノーフ」
「ガニマール」→「ゲルシャール」

となっていて、後者の「ガニマール」については解説に、そのいきさつが詳しく書かれていました。

聴いて頂いている方のために、ほんとに少しだけ、あらすじを書いておきますね。
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本がまだ発売されてまもないので、非常に申し訳ないのですが・・

美術収集家の娘の侍女として三年前から使えてきた「ソニア・クリチノーフ」がいる。
そこへ現れたルパンと恋に落ちる。
実はルパン、この邸の「宝冠」( 朗読では「王冠」 )を盗む為、巧みな作戦を立て宝冠を盗むが・・

といった内容です。(相当かいつまみました)
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最後の方でゲルシャールとルパンの長いやり取りがあるのですが、とてもドキドキしますよ!ぜひ読んでいただきたいですね〜
わかってから、もう一度読んだら さらに面白い作品でした。

特にルパンの生い立ちや、現在の状況なんかが細かく書かれていて、なぜこのような事を繰り返しているかが良くわかります。

この次の「アルセーヌ・ルパンの帰還」は上演自体はしなかったようですが、その中に「モンテ・クリスト伯」風の人物が登場します。
こういった人物を登場させるなんて、ルパンは変装自在のモンテ・クリスト伯からヒントを受けているのでは?という事を、におわせているようでした。
考えてみると「エドモン・ダンテス」の人物像とも、なんとなく重なってきて悲しくなってきます・・

「アルセーヌ・ルパンの冒険」は
実際の舞台を観てみたいと思いましたね〜
装置がどうなっているのか、かなり複雑な作りの感じがします。

今回朗読することを決めたのでとりあえず「白鳥の首エディス」と「戯曲アルセーヌ・ルパン」はおさえておかなければ・・と思い読んでいましたが、今回も「後光殺人事件」に続き、かなりはまってしまいましたね〜
結局アルセーヌシリーズは全部読んでしまいそうですよ!

いつか上演の機会があったら、ぜひ参加してみたい作品です。


  「朗読アルセーヌ・ルパン

http://www.voiceblog.jp/kiyo22/



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