幻の探偵雑誌 2「探偵趣味」傑作選 (ミステリー文学資料館・編)
第六回
「浮気封じ」 作:春日野緑
主人公「青野大五郎」は歳は三十代で 妻のある身であったが、
四五日前 大阪から単身 東京へ上京していた。
その日 妻から十七八枚の分厚い手紙が送られてきた。
それには、ある人から夫(主人公)が妻にはたらいた裏切り行為を詳細に聞かされたという事が書いてあり、そのあとには妻から自分(主人公)に対する悪口雑言が書き連ねてあった・・
と始まりはこんな感じです。
タイトルからして、当然意味ありげな感じがしましたが、かなりリアル!かつ現在でも身の回りでありそうな話なので、内心ヒヤって感じる読者もいるのではないでしょうか?!
その後の彼がとった行動も危なっかしい・・でもやってる人いそうな気が・・
また終わり方も恐ろしく、その後どうなったか気になってしょうがないです・・
2007年05月04日
この記事へのトラックバック
読んでもいないのに冷や汗が出てきたような気分です^^;
これは読んでみる価値ありますよ・・
と言ってもこの本、最近本屋さんにめったに置いてませんが・・